遠心ポンプの選択原理

発売日:2020-07-22

  1 .要件を満たす

      選択されたポンプの性能はプロセス設計要件を満たすべきである。

      2 .ポンプを簡単に選択

      簡単な構造のポンプが好ましい。ポンプの簡単な構造を複雑な構造と比較するので、前者は信頼性が高い。

      ライフサイクルの便利なメンテナンスと低コストなどの利点。例えば:単段ポンプと多段ポンプ、羽根ポンプと往復ポンプ。

      3 .最適遠心ポンプ

      遠心ポンプは,高速,小型,軽量,簡単な構造,輸液の脈動,安定した性能,操作性,手軽なメンテナンス性を有している。したがって、以下の条件に加えて、遠心ポンプをできるだけ使用すべきである。

      (1)計量条件がある場合は、計量ポンプを使用すること。

      (2)小型流及び高水頭の場合は、渦ポンプ及び往復動ポンプを選択する。

      (3)流量(圧力)が脈動しない場合は、流量が高く、ヘッドが小さい場合には渦ポンプを選択する。

      (4)大流量及び低水位では、軸流ポンプ又は混合流ポンプを選択する。

      (5)媒体が75 %の空気を含んでいる場合、流動は小さく、粘度は37.4 mm 2/s未満であり、渦ポンプが使用される。

(6)媒体粘度が大きい場合(650〜1000 mm 2/sを超える)、ロータポンプ及び往復動ポンプ(ギヤポンプ、スクリューポンプ)を使用する。

      (7)頻繁に起動したり不都合なポンピングを行う場合には、自励式遠心ポンプ、自重渦巻ポンプ、ダイヤフラムポンプ等の自走式ポンプを使用する。

      (8)特殊な要求があれば、ジェットポンプ、ホースポンプ等の他のポンプを選択する。

      4 .特別要求事項

      爆発地域や特別な場合に設置されたポンプについては、爆発領域のレベルに応じて防爆モータその他の効果的な対策を講じるべきである。


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